2007/02/17

ズニ・フェティッシュのスタイル

今日はフェティッシュのスタイルについての話。
フェティッシュは一部例外を除いて、主に動物の形をしている。

私が思うには、フェティッシュを作るスタイルとしては大きく分けて3つあると思う。

伝統的なスタイルを継承しているシンプルなスタイル。

毛並みをも表現する本物そっくりに作ろうとするデッサン力と共に表現するテクニックを必要とするスタイル。

細かい事にはこだわっていないが、作家独自の表現方法により動物達を表現するスタイル。

共通しているのは、その動物の特徴を引き出そうとしている事。
必要最小限のシンプルなスタイルのフェティッシュでも、フェティッシュとして代表的な動物達を表現する方法にはルールがある。


マウンテンライオン(ピューマ)の尻尾は長く、通常は背中の上に乗るような形になっている事が多い。

アナグマの体は横に広がったような形でずんぐりむっくりで、ちょっと平べったくて、尻尾はお尻から突き出すような感じで短い。






熊は、尻尾がほとんど無く、耳も小さい。多くのアメリカ・インディアンにとって最強の動物であり人気があるので、色々なスタイルで表現されているので分かり難いようだが、見れば分かる。





コヨーテの多くは座って上向き加減。遠吠えをしているのはオオカミという私の認識をくつがえし、フェティッシュの世界で遠吠えをしている動物はコヨーテとなっている。作家の想いは知らないが・・・

実際にはオオカミ、キツネ、コヨーテのフェティッシュを見分けるのは難しくて、その作家ごとに尻尾の形が違うように感じる。フェティッシュについて書かれた本を見ていると、これら3種の動物の判別はコレクターにとって、悩みの種とある。作った人のみぞ知るだ。


モグラはサツマイモを平べったくしたような形をしている。尻尾はアナグマと同じくお尻から少しだけ出ている感じで、口がちょっと出っ張っている。目は無いも同然のはずなのだが、顔を表現するには必需品なのか、結構パッチリした目が象嵌してあったりする。

ここに添付した写真のモグラは、シンプルな表現の頂点で、モグラと言われてみれば、なるほどモグラなのだ。



ボブキャットは頬っぺたの毛は横に張り出したような形で表現されるので、顔は若干横に広く見え、尻尾は短いが尻尾と認識できる長さになっている。 横に張り出した顔の毛を3,4本の線を彫る事で表現している作家もいる。



馬のフェティッシュは多くは無いが、顔が長いか、四角っぽく表現されている物が多い。

これらの見分けは、フェティッシュの写真を何枚も何枚も見ていると分かるようになってくる。
なのに、先日見つけた日本語のサイトでは

馬をバッファローと表示し
マウンテンライオンをオオカミと表示していた。

オオカミをコヨーテやキツネと表示してあっても「そうかな」で済むが、馬とマウンテンライオンの件は勉強不足としか思えない。

見分ける事のできないサイト様には、カエル、亀のように、一目で分かる生き物のフェティッシュのみをお取り扱いいただきたい、って思ったりする今日この頃なのだ。

おもしろい事に洋の東西を問わず、亀は長寿の印。

ああ、やっぱりズニに行きたいなあ。
もうしばらく待つとGallupの飛行場に定期便が離着陸しそうな気配、密かに期待している。

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