先週、本社に行った時に本棚からお借りしてきた本のタイトルがこれ。
けなげ 著者 荻野アンナ
今日から読み始めた。
先に読んだ同僚からは「介護の話」と聞いていたので、ちょっと憂鬱な気分で本を開いた。
しかし、荻野アンナが書く文章は読みやすく、彼女の好きな落語のように脳みその中をサラサラと流れていく。本当なら重たいテーマのはずなのに、何でも無いように感じてしまう。と思いながら、パラパラと先の方をチラリと盗み見ると、ずーっとこの手の話が続いているようだ。
やっぱり重たいのか。
そして、読み始めた初めの部分で、ふむ。
荻野アンナはフランス人の父親と日本人の母親の間に生まれたいわゆるハーフ。 そして、私は彼女の中学生時代の容姿を知っている。クラスは別だったが、肌が白く体の大きなハーフの存在は覚えている。
この本の中で彼女は
「自分はハーフなのに、英語を中学から勉強し始めたという自分を周囲はどう思って見ていたか?」
と、いうような事を書いている。
1学年に150人位しか生徒のいない学校なら、同じ学年はもちろんの事、違う学年の噂も流れてきたりする事があったのだが、何も聞こえてこなかった。周囲は何も考えていなかったのでは無いか、と思う。それより、ハーフの書いた作文が、選ばれた生徒の作文のみ納められる文集に載っていたという事の方が興味を引いていたかもしれない。
○○年ぶりに、あの坂を下ってみたくなった。
でも、下るには、反対側の坂を上らなきゃいけないんだよね。
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